<松山競輪場:金亀杯争覇戦>◇G3◇12R S級初特選◇12日
先月開催されたG1「全日本選抜決勝」決勝で落車し、けがで休んでいた松浦悠士(広島)の復帰戦となった今回のレース。
最終バックストレッチで松浦が中団から仕掛けると、そのまま捲りきり、復帰戦を勝利で飾った。また2着には初連携となった番手の守澤太志(秋田)が入り、ラインでワンツーフィニッシュ。3着には人気を落としていた村上博幸(京都)が滑り込み、3連単は33番人気の2-7-1。1万1540円と万車券決着となった。
復帰戦を快勝した松浦は、「緊張して不安はありました。並びによって一旦前に出て考えようと。スタートは前が欲しかったけど、みんな早かったので3番手になってしまいました。平原(康太)さんの後に切れたのが大きかったです。稲垣さんがかなり踏んだので突っ張っちゃうのかなと思ったけど、稲垣(裕之)さんも(走りを)緩めて、松本(貴治)も行ったので(勝負に)行きました。(ラインを組んだ)守澤(太志)さんも仕事してくれたので、ありがたかったです。復帰前と変わらない出来かなと思います」と力強くコメントしていた。
また新型コロナウイルスの感染拡大防止策のため、3つ目の無観客によるグレードレースとなったが、「ネット観戦、テレビで見せられるレースができるよう選手も全員頑張っているので、車券のほうも購入していただいて応援お願いします」とモニター前で応援するファンに呼びかけた。