水上で戦う選手たちの様々なマイクパフォーマンスを間近で見られる選手紹介は、ボートレースファンの楽しみのひとつだ。選手はパフォーマンスやコメントをあらかじめ考えているのか。それはファンにとって気になるところであり、AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」3月13日放送回のワンコーナー「ボートスクープ」では、そんな選手紹介を深掘りした。
ボートレース尼崎で行われた、SG「第45回ボートレースオールスター」。この祭典で一流選手たちに先の質問をぶつけたところ、栄えあるファン投票1位に輝いた峰竜太選手は「何を言おうとかは考えていない」とのこと。「(コメントが)飛んじゃう時はめちゃ短い」そうだが、「子供に夢を与えたい」との想いも込めているという。
常に会場を盛り上げてくれることで有名な日高逸子選手は、この日のゲストが早見優だということを聞いて「その時点で決めた」と即答。ステージでは早見優の「PASSION」を熱唱し、ファンを喜ばせた。平本真之選手とベテラン・今村豊選手は、共にお笑いコンビ・にゃんこスターのダンスを披露。今村選手曰く「平本にやれって(ステージの後ろで)指示を出したら、(白井)英治に『今井さん、人にばっかりやらせないで自分もやって』と言われた」そうで、相当悩んだ末に決断したと告白した。ちなみに、その白井選手もしっかりと同じダンスを軽快に踊って会場を沸かせた。
「ちゃんとパフォーマンスをする人は、前の日から考えたり練習する人もいる」。こう暴露したのは松本晶恵選手。彼女自身も「出る前にちょっと考える」そうで、「ファンの方に向けて感謝の気持ちや意気込みを伝える」ことを心掛けているという。同様に感謝の気持ちを述べた守屋美穂選手は、「見ててください」がお決まりのコメント。「応援してくださいというのはおこがましい」という謙虚な気持ちで、この言葉をチョイスしているのだそうだ。
会場ではファンも「頑張ってと伝えられた」「滅多に会えないので、素敵な機会だと思う」と、一流選手たちと触れ合えて大興奮。選手紹介のマイクパフォーマンスはファンに日頃の感謝を伝えられる大切な場所でもあるのだ。
(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)