<松山競輪場:金亀杯争覇戦>◇G3◇12R S級準決勝◇14日
復帰戦ながら松浦悠士(広島)が圧倒的な支持を集めた最後の準決勝。打鐘前、松浦含む中四国勢が勢いよく仕掛けると、そのままレースをリード。中団から伊勢崎彰大(千葉)が追い上げるも、番手の木村隆弘(徳島)がブロック。
その間隙を突き稲毛健太(和歌山)が捲ってくるも、松浦が抵抗。その勢いに乗って前に出た松浦が、そのまま先頭でゴール。そして最後方から展開を見ていた単騎の中川誠一郎(熊本)が追い上げて2着に入り、終わってみればSS級のワンツーという結果となった。
▶映像:復帰戦とは思えない走りで松浦悠士が決勝進出を決めた12R
人気に応えて決勝進出を決めた松浦は、「(佐伯)辰哉が頑張ってくれて、木村(隆弘)さんも後ろで頑張ってくれたので、そのおかげの1着だと思います。(ケガは)ちょっと痛いけど、変わりなく走れていると思います。稲垣(裕之)さんが見えたので、ここで待ったら僕も食われちゃうし、辰哉の頑張りが無駄になるのでしっかり踏ませてもらいました」とラインで仕事をした2人に感謝。「明日もしっかり自力でやるべきことを頑張りたい」と、意気込みを語った。