競輪選手で自転車競技日本代表の新田祐大が3月14日から15日にかけて自身のSNSを更新。ドイツ・ベルリンでの「2020 UCIトラック世界選手権」で闘ったオランダの自転車競技選手、マティエス・ブフリとのツーショットや、日本フェンシング協会の会長を務める太田雄貴氏、ストリートダンサーで振付師のFISHBOYとのスリーショットを披露した。
新田は、14日のInstagramで「World Champion!!We are cyclist.」のコメントとともに、2019年の世界選手権の男子ケイリンで優勝し(新田は準優勝)、2020年の世界選手権では男子チームスプリントで優勝を果たした強豪オランダのマティエス・ブフリ選手とのツーショットを公開。厳しいレースを闘いぬいてきた同志が見せる、にこやかな笑顔が印象的だ。
また、14日には元プロ陸上選手で、現在はSports×Technologyに関するプロジェクトを行う株式会社Deportare Partnersの代表などを務める為末大氏が投稿した「東京五輪を目指すアスリートの方へ(covid-19)」と題した文に反応。
競技会の中止や、トレーニングが満足に行えないなどの難しい状況を迎えているアスリートに向けて、トレーニング場所の確保など今意識するべき3つのポイントが述べられたこの文章に、新田は深く共鳴した様子で「現在のアスリートへメダルを獲って欲しい気持ちが伝わる文章」とリツイート。自転車競技の五輪代表の発表を待っている中、先が読めない状況でも気持ちを強く持とうする姿勢がうかがえる。
翌15日には、新田は太田氏と、FISHBOYとのスリーショットも披露し、「いつも近くで刺激しあえる仲間達!雄貴、fish、いつもありがとう!!」とコメント。9日も新田は二人を含むグループでの会食をInstagramで報告しており、仲の良さが垣間見える。