今月17日、兵庫県警尼崎東署に勤務する35歳の男性巡査部長と21歳の女性巡査が夜勤中に交番でみだらな行為をしていたことが発覚。さらに巡査部長には妻子がおり、二人は不倫関係にあったことなどから波紋を呼んだ。男性巡査部長は1か月の減給。女性巡査には本部長による訓戒処分が科されている。
この不祥事について、元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三氏は「昨年、警察官が懲戒処分で処分された件数はおよそ240人。そのうち、異性関係の問題で処分されたのは80人いる」と述べる一方、「結構多いと思うかもしれないが、実際には警察官は30万人いる。真面目な警察官がいるということは声を大にして言いたい」と付け加えた。
その一方で佐々木氏は「ただ真面目過ぎるうえに視野が狭いので、かわいい女性が近くにいたら、女性警察官に手を出してしまって処分されてしまう警察官を見てきた。実際に僕の先輩がそのような処分を受けたのだが、ほとんど辞めさせられているので勿体ない」などと続けた。
では、なぜこのような情報が世に出るのだろうか。
そのことについて佐々木氏は「警察は懲戒処分の数などを公開しなければならず、記者がその情報公開をする。また二人で一緒に警らに行く時間が長いなどの噂が広まったりして、周りの警察官が情報をリークする場合もある」などと実情を明かした。(AbemaTV/『Abema的ニュースショー』)
【映像】交番での性行為に「警官は真面目で視野が狭い」
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