東京オリンピック・パラリンピックが“来年夏までに開催する”ということに決定した。ただ、延期の原因となった新型コロナウイルスの感染拡大がそれまでに終息する見通しは立っておらず、会場の調整や費用の問題など、課題は山積している。
今回の延期決定について、AbemaTV『AbemaPrime』に出演した作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏は「何とか着地したな、という感じだ。陸上競技はオリンピックの花形だが、来年の夏に世界陸上を控えている世界陸連のセバスチャン・コー会長が“延期してもいい”ときっかけを出してくれたことが大きかった。また、オリンピアードというのは4年間のうちの最初の1年でやるということで、2021年に食い込んでも、1年以内なら“東京2020”だとバッハ会長が条件を作ってくれた。それも大きいと思う。今の所、来年の5月、6月の可能性もあると思う」と話す。