<高知競輪場:よさこい賞争覇戦>◇G3◇12R S級初特選◇2日
新年度初の記念レースとなった今開催。打鐘が鳴って佐々木豪(愛媛)が仕掛けると、菅田壱道(宮城)も負けじとラスト1周で先頭に。最終2コーナーで三谷竜生(奈良)が単騎で捲ると、最終バックストレッチで吉澤純平(茨城)が前に踊り出るなど、先頭が入れ替わる激しいレース展開に。そして最後の直線まで吉澤と激しくもがきあっていた渡邉雄太(静岡)が捲りきり、デットヒートを制した。
昨年の賞金王で人気を背負っていた佐藤慎太郎(福島)らが着外に散ったこともあり、3連単は277番人気の5-7-8。10万6140円と高配当決着となった。
▶映像:復帰戦とは思えない豪快な走りで渡邉雄太が勝利を飾った12R
3月は病気により欠場。復帰戦ながら見事勝利を飾った渡邉は、「復帰戦だったのでちょっと心配でしたが、1着で良かったです。車番が悪かったのでS(スタート)取れるかなと心配だった。みんな詰まったらゴールしていた。タイミングが来たから勝てたというのもあるけど、みんな強かったです。(高知バンク)は前回優勝しているので、今回もいけるかなと。大変な時期ですけど頑張って走ります」と語った。