将棋の藤井聡太七段(17)が4月3日、竜王戦3組ランキング戦の準決勝で千田翔太七段(25)と午前10時から対局を開始した。藤井七段は本局が2020年度初対局。史上初となる竜王戦ランキング戦の4期連続優勝には、あと2つと迫っている。
藤井七段はデビュー直後に参加した竜王戦の6組ランキング戦から5組、4組と3期連続で優勝。一度もつまずくことなく3組まで昇級した。3組でも順調に勝ち上がり、ここまで足掛け4年で無傷の18連勝。本局に勝利すれば、史上初の4期連続優勝に王手をかける。また決勝では杉本昌隆八段(51)との師弟対決にもなる。
対戦相手の千田七段は順位戦でB級1組に所属、将棋ソフトの研究でも知られる実力者で、朝日杯将棋オープン戦では藤井七段の3連覇を阻んで、自身初の棋戦優勝を果たしている。
過去の対戦成績は藤井七段の2勝1敗。本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は藤井七段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)