<高知競輪場:よさこい賞争覇戦>◇G3◇11R S級二予A◇3日
2015年、2017年と2度賞金王に輝いたトップレーサー浅井康太(三重)が、見事人気に応えて1着で準決勝に駒を進めた。
打鐘が鳴って仕掛けたのは、鈴木謙太郎(茨城)。最終周回で今岡徹二(広島)が鈴木に迫りやりあうも抵抗され失速。その隙を見て人気の浅井がバックストレッチから捲りきり、番手から迫ってきた近藤龍徳(愛知)の追い上げを振り切り、先頭でゴールラインを駆け抜けた。
人気の中部の2人が上位独占したことで、2車単は1番人気の1-9。200円。3連単 でも4番人気の1-9-5。1770円と本命決着となった。
順当に勝ち上がった浅井は、「ラインが3分戦だったので自分のペースで仕掛けようと思いました。昨日に比べて感触は良くなっています。明日も精一杯走りたい。(高知は)本当に難しいバンクで、普段走り慣れていない500バンクなので、1戦1戦が勉強になります。あと2走しっかり走ります」と誓っていた。