＜高知競輪場：よさこい賞争覇戦＞◇G3◇11R S級準決勝◇4日
2度賞金王に輝いた浅井康太（三重）に人気が集まった2つ目の準決勝。打鐘が鳴り岐阜の成長株・山田諒が仕掛けると、番手の浅井もそれに続く。最終2コーナーで取鳥雄吾（岡山）が捲くり先頭に立つと、浅井と岡光良（埼玉）は山田の番手から外れて取鳥のマークへ。最後の直線で浅井が先頭に躍り出ると、後ろに2車身の差をつけて圧勝した。
2着にはラインの岡が。3着には静岡の若きエース・渡邉雄太が入り、3連単は4番人気の7-5-9。1900円と本命決着となった。
2連勝で決勝に進んだ浅井は、「余裕ではなかったけど前の山田（諒）くんが頑張ってくれたので、あとは自分のタイミングで仕掛けました。（取鳥が仕掛けたので）状況を見て番手に行きました。徐々に身体の感触も良くなっているので、明日が楽しみです。（決勝は）1着しか狙っていません」と力強く優勝宣言した。決勝でも本命の印が打たれることになりそうだが、人気に応えて頂点を目指す。
