<高知競輪場:よさこい賞争覇戦>◇G3◇12R S級準決勝◇4日
昨年の賞金王・佐藤慎太郎(福島)が貫禄の走りで決勝進出を決めた。最終周回で7番手から吉澤純平(茨城)が勝負に出ると、そのままレースをリード。最後の直線で小川真太郎(徳島)が迫るも、吉澤の番手で足を溜めていた佐藤がゴール直前で差し切り、人気に応えた。
インタビューに答えた佐藤は、「僕の力というよりは、(先行した)吉澤(純平)くんが強かったですね。(吉澤くんの)仕掛けるタイミングも抜群だったと思います。日に日に(身体が)軽くなってきているので、決勝戦が楽しみです。自分の力をすべて出し切って、悔いのないように全力で優勝目指します」とガッツポーズした。
準決勝は歴代賞金王の3人が制するなど、豪華メンバーが揃った決勝戦。昨年の賞金王のプライドにかけ、決勝戦も制することはできるか。