タイトルを見ただけで、「いったいどんなドラマなのだろう?」と、好奇心を刺激する時代劇『朝鮮ガンマン』。大きく変化が起ころうとしていた朝鮮王朝時代末期を舞台に、濡れ衣を着せられ殺された父の復讐を果たすために奔走する男の姿をドラマティックに描いていく。
日本、清、ロシアという各国が圧力を強める中、開国して国の命脈を保とうと考える開化派と、それを押し止めようとする旧守派の対立が続いていた朝鮮。そんな中、開化派の学者たちが次々と銃殺されるという事件が発生。真相を追っていた王の側近の武官ジナンは、家族にも危険が及ぶと考え息子ユンガン(イ・ジュンギ)と娘を旧知の訳官フェリョンの家に預ける。フェリョンの娘スイン(ナム・サンミ)と出会ったユンガンは、彼女が男装をして町を歩いていた謎の女性であることに気づくが…。