新型コロナウイルスの「再陽性」に関して中国の研究チームが発表した論文(検証前)が注目を集めている。論文によれば、軽度の感染症状から回復した175名のうち、およそ30%で抗体のレベルが極めて低いことが判明、再び感染する「再陽性」の可能性があるのだという。
 実はこの「再陽性」は、日本を含め海外でも起きているといい、中国・武漢では患者のうち3~10%が再感染。また、韓国では症状が完治、隔離が解除された後で再び陽性判定を受けた人が124に上っていることから、ウイルス変異の可能性についても調査が行われている。