新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本の医療現場が崩壊の危機にあるとの指摘が相次いでいる。そこで17日の『ABEMA Prime』では、ベルギーの新型コロナウイルス対応指定病院で勤務、先月末に帰国し、現在は国内の医療機関で新型コロナウイルス感染症の対応に当たっている心臓外科医の澁谷泰介医師に話を聞いた。
「ベルギーの同僚からは“日本の方がひどいのではないか”と言われたが、“日本は局所的なもので抑えられているし、死亡者数も増えていないから大丈夫だ。ありがとう”と言って帰国した」という澁谷医師。しかし実際に働き始めてみると、多くの医療機関が従来通りの診療体制で治療を行っているなど、ほとんどが“コロナモード”になっていないことに衝撃を受けたという。