スターリン体制下のソ連という大国に、命がけでひとり立ち向かったジャーナリストの戦慄の実話を描いた『MR.JONES』(原題)の邦題が『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』に決定。2020年8月14日(金)より新宿武蔵野館/YEBISU GARDEN CINEMAにて、全国公開することが明らかになった。
 1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズには、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。やがて凍てつくウクライナの地を踏んだジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった…。