多くの企業が倒産や収入減の打撃を受けて苦しむ中、世界では規制を緩和し、経済再開へと舵を切る動きが始まっている。一方、6日に緊急事態宣言の期限を迎える日本では、都道府県知事が政府に延長を要請、自粛継続の流れが加速している。
 29日夜の『ABEMA Prime』に出演した作家の乙武洋匡氏は「感染者数が100人を割り込んだかどうかで一喜一憂しすぎない方がいいと思うし、総理の“依然として厳しい状況”や小池都知事の“感染爆発の危険”など、数値や指標を出さずに抽象的な表現に終始されると、私たちは判断ができない。注目すべき数値は何なのか。それがどこまで来れば危険で、どこまで下がれば緩めて良いのか」と疑問を呈する。