将棋の竜王戦1組出場者決定戦が5月8日に行われ、久保利明九段(44)と稲葉陽八段(31)が、現在対局中だ。本局の勝者は、1組3位として本戦出場が決まる。両者は過去8回対戦し、稲葉八段の5勝3敗。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、日本将棋連盟では東西遠征等、対局者の長距離移動を伴う対局などを延期しており、また東西の将棋会館での対局も1部屋1対局以下に抑えるなどの対応をしている。本局は関西所属の棋士同士で、場所も関西将棋会館だ。
久保九段はタイトル7期、棋戦優勝6回を誇るトップ棋士の一人で、プロでは数少ない振り飛車党の代表格としても知られる棋士。対する稲葉八段は20代で名人挑戦の経験もある居飛車党だ。
1組からはランキング戦の決勝進出者2人のほか、出場者決定戦で3~5位を決定、計5人が本戦に出場する。昨日行われたランキング戦決勝では、羽生善治九段(49)が3度目の優勝を飾った。
本局の持ち時間は各5時間で、先手は久保九段。戦型は久保九段が向かい飛車、稲葉八段が居飛車で対抗型になった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
久保利明九段 珍豚美人 稲葉陽八段 そば定食(いなり寿司)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
久保利明九段 4時間6分(消費54分) 稲葉陽八段 4時間5分(消費55分)
(ABEMA/将棋チャンネル)