「緊急地震速報」頻発…避難所で必要なコロナ対策は「垂直避難」 障害者の“身体に触れる”サポートは ABEMAヒルズ 2020/05/16 14:40 拡大する 今年に入り、「緊急地震速報」の発表はすでに8回。去年1年間の発表数にすでに並んでいる。さらに現在、日本の南を台風1号が北上している。【映像】避難所の感染対策は 新型コロナウイルスとの戦いの中、こうした地震や台風、そして大雨による災害が発生した場合、問題となってくるのが避難所だ。避難生活学会理事を務める新潟大学の榛沢和彦特任教授は、避難所は感染リスクが非常に高いと指摘する。 「アメリカにホームレスの避難所があるが、広いところにベッドがあってたくさんの人が寝泊まりしていて、日本の避難所と似ている。そこでコロナ感染が起きると、最大500人レベルの避難所で約60%の方がかかってしまうということがあった。サンフランシスコの避難所では140人中95人という高い率で、さらに怖いのはスタッフの16%が感染していた。ボストンの避難所は408人中147人で36%。この避難所はHPで公開されていて、かなりきれいで2段ベッドもある。スタッフも1人あたり4人しか診ていないが、それでも(感染が)これだけ起きてしまう」(榛沢特任教授) 続きを読む