<宇都宮競輪場:ワンダーランドカップ争奪戦>◇G3◇11R S級準決勝◇22日
2日間苦戦を強いられているものの、絶好調男・松浦悠士(広島)に人気が集まった11レース。打鐘が鳴り小森貴大(福井)が仕掛けると、すかさず松浦が 中近ラインのマークへ。最終バックストレッチで捲って先頭に出ると、一気に後続を引き離し大差をつけて勝利を飾った。今節が記念デビューとなる115期の小森貴大(栃木)との激しい競り合いを制した渡邉雄太(静岡)が2着に。3着争いは写真判定の末、愛媛のベテラン・渡邉雄太が決勝の切符を掴み取った。
今節初勝利を飾った松浦は、「スタートは取りに行って、後ろ攻めでなければいいなと思っていました。小森(貴大)選手は仕掛けると思ったので、そこの3番手を取って、雄太が攻めたらそこに乗りかえようかなとはイメージしていた。坂井(洋)くんが内に詰まっていた感じだったので、自分のタイミングを見て仕掛けようと思った」とレースを振り返った。
また前検で500バンクは苦手と話していた松浦。「2日間ご迷惑をおかけしました。今日は何とか1着だったけど、自分の感触的にはもう少し(脚が)欲しいと思うので、明日の決勝戦は修正できるように頑張ります」。優勝して苦手な500バンク克服となるか。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)