<宇都宮競輪場:ワンダーランドカップ争奪戦>◇G3◇12R S級準決勝◇22日
 優勝候補の平原康多(埼玉)に人気が集まった最後の準決勝。最終周回、野原雅也(福井)が捲ると、それに合わせて5番手から人気の平原もスピードを上げる。しかしその動きを見て、野原のマークにつけていた稲川翔(大阪)がけん制したところ、平原が落車するアクシデント。そのまま野原が伸び切り、ゴール前で差し切って1着でゴール。2着には最初に仕掛けた嵯峨昇喜郎(青森)のマークにつけていた大槻寛徳(宮城)が。神山拓弥(栃木)が地元ファンの期待に応えて3着に入り、決勝の切符をもぎ取った。