将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが5月27日に行われ、行方尚史九段(46)と佐藤天彦九段(32)が、現在対局中だ。両者の対局は今回が10回目。過去9回は佐藤九段が6勝3敗で勝ち越している。
▶中継:王座戦挑戦者決定トーナメント 行方尚史九段対佐藤天彦九段(対局中)
行方九段は、前日までに公表されている通算成績が1064局で648勝416敗、勝率.6090。佐藤九段は549局で364勝185敗、勝率.6630。ともに将棋界のトップクラスで戦い続ける実力者だ。本局の勝者は、次局に渡辺明三冠(36)との対局が決まっている。
日本将棋連盟では新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言により、対局の中止・延期をしてきたが、解除を受けて6月1日からは東西遠征など、長距離移動を伴う対局も再開。今後は、タイトルをかけた番勝負開催に向けて、各棋戦の対局が一気に進む見込みだ。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は行方九段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
行方尚史九段 注文なし 佐藤天彦九段 豚しゃぶ弁当・梅しそだれ
【夕食休憩時の残り持ち時間】
行方尚史九段 1時間8分(3時間52分) 佐藤天彦九段 1時間36分(3時間24分)
(ABEMA/将棋チャンネル)