立ち技打撃格闘技・RISE世界フェザー級王者の那須川天心がきょう記者会見を行い、7月11日、無観客のテレビマッチ『RISE on ABEMA』で自身としては2020年の初陣となる一戦に臨むことを明らかにした。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、3月以降の大会開催を自粛してきたRISEにとって「再始動」となる日に満を持して主役が登場する。
驚きは那須川の対戦相手について。現時点では決まってはおらず“公募”で決定するという。そのことについて那須川は「なかなか無い。こういう状況だからこそというのもある。非常に楽しみ。どういう人が来るのかもわからないので面白い。ただ、ちゃんとしたガチの試合をやる。日本人の相手がいないというのもあるので、しっかり強い人を選んでやりたい」と意気込みを語った。
また、相手に求める条件について那須川は「気合が入っている人」と述べると「実力のある人じゃないとやりたくないので、本当に1番は気持ち。今後格闘技を盛り上げるぞって言うパワフルな選手と戦いたい」と続けた。
今回の試みや開催意義などについてRISEの伊藤隆代表は「那須川天心に勝てば、すべてが変わる。那須川天心を喰ってやるという若くて勢いのある選手を選んでいきたい。トップ・チャンピオンクラスの選手に来てほしい。街のケンカ自慢ではなく、将来、格闘技界を背負う若い人に出てきて欲しい」とあくまでも真剣勝負であることを強調した。
公募期間は6月10日（水）から15日（月）までを予定しており、試合および応募の詳細は応募フォーム（https://bit.ly/2YiddIH）に記載されるということだ。
那須川の実戦は昨年末の大晦日以来およそ7カ月ぶりとなるだけに、進化した“神童”の戦いに注目が集まる。
【映像】那須川天心が対戦相手をガチ公募
