<青森競輪場:国際自転車トラック競技支援>◇G3◇11R S級決勝◇14日
今開催出場選手の中で競争得点トップの長島大介(栃木)がいる栃木ラインと、山賀雅仁(千葉)がいる南関ラインが人気を分けた決勝戦。打鐘前に伊早坂駿一(茨城)が早い仕掛けでレースをリード。最終バックストレッチ、中団で足を溜めていた鈴木庸之(新潟)が捲って先頭に出るも、後方から猛スピードで長島が鈴木に迫る。そんな長島のマークについていた隅田洋介(栃木)がゴール直前で差し切って、G3 初優勝を飾った。
2車単は33番人気の8-7。9840円。3連単は84番人気の8-7-3。2万5780円と、高配当が続出した今開催らしく、最後まで波乱の結果となった。
デビュー5年でG3を初制覇した隅田は、「ずっと先行にこだわって戦ってきたが、思うところがあって勝ちにこだわってみようかと。長島の助けもあって勝てたと思います。全部(先行の)長島に託しました。練習を一緒にやっていて、強さはわかっているので信じて後ろにまわりました。勝負どころまでしっかり足を溜めていたので、最後踏めばいけると思いました。来期はA 級になっちゃうので、しっかり勝ち上がってS級のこのような大舞台で、自力で活躍できれば」と今後の抱負を語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)