藤井聡太七段も大ウケ 黒沢怜生五段、超早指し戦でも“なかなか初手指さない”作戦で勝ち越し/将棋・AbemaTVトーナメント 将棋藤井聡太 2020/06/15 09:14 拡大する 将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Dリーグ第1試合、チーム永瀬VSチーム広瀬が6月14日に放送され、先鋒戦でチーム広瀬・黒沢怜生五段(28)がチーム永瀬・増田康宏六段(22)との三番勝負で2勝1敗と勝ち越し、+1ポイントを獲得した。▶映像:なかなか指さない黒沢怜生五段 時間が惜しくないのか…?そんな思いを持たれるほど、黒沢五段が優雅にしていた。最終盤ともなれば、1秒を切るぎりぎりで手を指すこともあるこの棋戦。それでも第1局の対局開始が告げられ、自分の初手が回ってきても黒沢五段はなかなか指さない。指すかと思えば、駒に触れるだけ。3秒、5秒と時間が経過すると、相手チームである永瀬拓矢二冠(27)からは「なんだ?どういう?えへへへへ」と驚きを含んだ笑いがもれると、藤井聡太七段(17)も大ウケ。さらにチームメイトの青嶋未来五段(25)から「大丈夫ですかね、黒沢さん。いやいやいや…」と心配の声が漏れると、広瀬章人八段(33)も「思いのほか、緊張してるぞ」と苦笑いが出た。 続きを読む 関連記事