<和歌山競輪:高松宮記念杯競輪>G1◇12R S級決勝◇21日
 東京五輪代表に内定している脇本雄太(福井)の完全優勝がかかった決勝戦。同じく五輪代表内定の新田祐大(福島)、昨年のグランプリ覇者の佐藤慎太郎(福島)などS級S班が5人揃うなど、無観客開催にするには惜しいほど豪華な顔ぶれとなった。
 打鐘前、7番手から人気の脇本が仕掛けて先頭へ。最終2マーク、後方から松浦悠士(広島)が捲って迫るも、脇本のマークにつけていた稲川翔(大阪)のけん制もありあと一歩届かず。脇本が逃げ切り、高松宮記念杯では23年ぶりとなる完全優勝を飾った。