日本将棋連盟による6月22日週の公式戦は、23日に藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠と王位戦の挑戦者決定戦で対決。棋聖戦でも挑戦権を争った両者が、ここでも対決する。藤井七段は25日にも今期から初参加の順位戦B級2組の対局。佐々木勇気七段と対戦する。また25・26日は、豊島将之名人と渡辺明三冠による名人戦七番勝負第3局も予定されている。主な対局は以下のとおり。
▶中継:永瀬二冠 対 藤井七段 またも挑決で対決! 6/23(火)9:30~
6月22日(月曜日)
竜王戦1組出決 木村一基王位 対 三浦弘行九段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 山崎隆之八段 対 菅井竜也八段 (携帯中継)
棋王戦予選 都成竜馬六段 対 上村亘五段 (携帯中継)
6月23日(火曜日)
竜王戦5組決勝 阿部光瑠六段 梶浦宏孝六段 (携帯中継)
王位戦挑決 永瀬拓矢二冠 対 藤井聡太七段 (ABEMA・携帯中継)
研究仲間でもある永瀬二冠と藤井七段が、棋聖戦の挑戦者決定戦に続き、ここでも対決。永瀬二冠は叡王戦七番勝負、藤井七段は棋聖戦五番勝負と、いずれもタイトルをかけた番勝負の最中というハードな日程だが、トップ棋士になるほど避けられない道だけに、大一番にどうコンディションを整えて臨むかも注目だ。持ち時間は各4時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
王座戦挑決トーナメント 糸谷哲郎八段 対 豊島将之竜王・名人 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 郷田真隆九段 対 斎藤慎太郎八段 (携帯中継)
王将戦二次予選 稲葉陽八段 対 黒沢怜生五段 (携帯中継)
新人王戦 青嶋未来六段 対 西山朋佳女流三冠 (携帯中継)
リコー杯女流王座戦二次予選 千葉涼子女流四段 対 室谷由紀女流三段 (携帯中継)
6月24日(水曜日)
順位戦B級2組 谷川浩司九段 対 橋本崇載八段 (携帯中継)
順位戦B級2組 横山泰明七段 対 中村太地七段 (携帯中継)
順位戦B級2組 澤田真吾六段 対 戸辺誠七段 (携帯中継)
順位戦B級2組 村山慈明七段 対 藤井猛九段 (携帯中継)
6月25・26日(木・金曜日)
名人戦第3局 豊島将之名人 対 渡辺明三冠 (ABEMA・携帯中継)
将棋界の“頂上決戦”とも呼ばれる七番勝負の第3局。第1局は渡辺三冠、第2局は豊島竜王・名人と、いずれも後手番が勝利した。豊島名人は叡王戦七番勝負、渡辺三冠は棋聖戦五番勝負も戦っており、タイトルの防衛と奪取を並行して行っている。持ち時間は各9時間の2日制で、先手は豊島名人。
6月25日(木曜日)
竜王戦1組出決 佐藤康光九段 対 永瀬拓矢二冠 (携帯中継)
順位戦B級2組 佐々木勇気七段 対 藤井聡太七段 (ABEMA・携帯中継)
昨期、C級1組を全勝で昇級した藤井七段。最年少での名人獲得を目指すには、ここから全て1期抜けが必要になる。昇級初戦で戦うのは、デビュー以来の連勝を「29」で止めた佐々木七段。佐々木七段は同時に昇級、ライバル意識も強いだけに、いきなり激戦必至だ。持ち時間は各6時間で、先手は佐々木七段。
順位戦C級2組 富岡英作八段 対 渡辺和史四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 星野良生四段 対 谷合廣紀四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 出口若武四段 対 石川優太四段 (携帯中継)
王座戦挑決トーナメント 斎藤慎太郎八段 対 大橋貴洸六段 (携帯中継)
6月26日(金曜日)
竜王戦4組決勝 船江恒平六段 対 石井健太郎六段 (携帯中継)
リコー杯女流王座戦二次予選 水町みゆ女流初段 対 田中沙紀女流3級 (携帯中継)
リコー杯女流王座戦二次予選 上田初美女流四段 対 渡部愛女流三段 (携帯中継)
リコー杯女流王座戦二次予選 甲斐智美女流五段 対 飯野愛女流初段 (携帯中継)
リコー杯女流王座戦二次予選 中井広恵女流六段 対 山根ことみ女流二段 (携帯中継)
6月27日(土曜日)
王将戦二次予選 永瀬拓矢二冠 対 近藤誠也七段 (携帯中継)
AbemaTVトーナメント チーム広瀬 対 Abemaドリームチーム (ABEMA)※非公式戦
(写真提供:日本将棋連盟)