<小松島競輪:阿波おどり杯争奪戦>G3◇9R S級決勝◇5日
地元から4選手が駒を進め、人気を集めた決勝戦。そんな期待に応えるべく、序盤から徳島勢がレースをリード。打鐘が鳴って、先行の島川将貴(徳島)フルスロットルで踏み込むと地元勢がそれに続き、中国勢を引き離す。最終2コーナーで河端朋之(岡山)が仕掛けるも、小倉竜二(徳島)がブロック。その動きに合わせて太田竜馬(徳島)が番手捲りで先頭に立つも、最後の直線で脚を溜めていた原田研太朗(徳島)が差し切って、地元記念を初制覇した。2車単は3番人気の3-6。710円。3連単は1番人気の3-6-5。1380円と本命決着で小松島記念は幕を閉じた。
期待に応えて優勝を飾った原田は、「嬉しいです。作戦通り。(先行の島川は)いつも練習をしているので信頼していました。(小倉が河端をけん制したが)見えていなかったけど、小倉さんのおかげ。(優勝できて)ホッとした。まだまだ(徳島には)強い若手がたくさんいるので、来年も地元で上位を独占できれば。自力はもちろん、今回のような番手戦も増えていくので1つずつ勉強していきたい。今回は無観客という形でしたが、画面越しでも声援が伝わったので僕たち地元勢は気持ちを入れることができました。これからも画面越しになりますが、応援お願いします」と応援してくれたファンへ感謝の言葉を述べた。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)