藤井聡太七段、順位戦では驚異の31勝1敗 橋本崇載八段に快勝 9日の最年少タイトル獲得へ弾み 将棋藤井聡太 2020/07/06 19:58 拡大する 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が7月6日、順位戦B級2組2回戦で、橋本崇載八段(37)に85手で勝利した。A級経験もある実力者に対し、序盤からリードを奪うと、そのまま反撃すら許さないほどの快勝。充実、成長ぶりを本局でも発揮し、9日に控えている最年少タイトル獲得の大一番に向けて、弾みをつけた格好となった。▶中継:藤井聡太七段、順位戦B級2組でも2連勝! 順位戦では、ここまで30勝1敗と圧倒的な強さを見せてきた藤井七段だが、今期から昇級を果たしたB級2組でも快調そのもの。第1局は、史上最多の連勝を「29」で止められた佐々木勇気七段(25)に勝利すると、この日もしぶとい受け将棋が持ち味の橋本八段に対して、序盤から常にプレッシャーをかける展開に。反撃らしい反撃の機会を与えることなく、そのまま強く押し切り2連勝、順位戦通算では31勝1敗とした。 続きを読む