将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月10日に行われ、西尾明七段(40)が先崎学九段(50)に132手で勝利した。
相居飛車の出だしになった本局は、西尾八段が中盤以降で有利、さらには優勢になったかと見られたが、お互い持ち時間を使い切って1分将棋に入ったところで、形勢が二転三転。一時は西尾八段が敗勢か、と見られるところまで大きく揺れ動いたが、最後は即詰みに討ち取り、乱戦をものにした。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)