＜いわき平競輪：サマーナイトフェスティバル＞G2◇12R S級決勝◇12日
清水裕友（山口）が混戦を差し切り、2月に行われたG1「全日本選抜競輪」に続き、2度目のビッグレースを制した。
最終周回、内藤秀久（神奈川）が岩津裕介（岡山）に巻き込まれる形でともに落車。アクシデントもあり、地元のエース新田祐大（福島）の仕掛けが少し遅れるも、猛チャージで先頭へ。それを見て松浦の番手につけていた清水が新田のマークに切り替えるとゴール直前で差し切り、サマーナイトフェスティバルを初制覇した。
見事、夜王の称号を手にした清水は、「連日、（ラインの）前の選手が頑張ってくれたおかげ。今日も松浦さんのケツだけ見てしっかり追走した。（競輪に復帰した脇本雄太のことを聞かれ）脚力の違いは見せつけられたけど、こうしてラインの力で勝ててすごく嬉しい。ホームでアクシデントがあったのはわかって新田さんが迂回しているのが見えたから、このまま松浦さんと（ラインで）決まるかなと思ったら（新田が）来たので。番手の選手としては連日対応ができていないので、反省するばかり。正直、前回の高松宮記念杯で現実を見たので厳しいかと思ったが、ラインで結束して強い相手に勝ててしっかり競輪ができたかなと。お客さんの前で走れたことを嬉しく思います。これから中四国で一致団結して頑張ります」とラインを組んだ松浦たちに感謝した。
（ABEMA／競輪・オートレースチャンネルより）
