プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント3回戦、チーム渡辺VSチーム糸谷が7月18日に行われ、第2局でチーム糸谷・都成竜馬六段(30)が、チーム渡辺のリーダー渡辺明二冠(36)に勝利。チーム成績を1勝1敗のタイに戻した。
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第1局でチームリーダー糸谷哲郎八段(31)が敗れた直後の第2局。プライベートでも親交の深い都成六段は、タイトル25期を誇る渡辺二冠と激戦を展開。序中盤は押され気味だったものの、最終盤で粘りを発揮。逆襲が成功し、実績に勝る相手を食う大きな1勝を手にした。対局後は「最後は開き直った形が幸いしたかなと思います。今までと比べると落ち着いて臨めたかなと思います」と、予選での経験を活かし、超早指し戦でも落ち着いて戦えたことに手応えを感じた様子だった。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。
◆決勝トーナメント進出チーム
チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷
(ABEMA/将棋チャンネルより)