<弥彦競輪:ふるさとカップ>G3◇7R S級予選1◇18日
父・実(引退)、妹・亜衣里と競輪一家に育ち、バンクのある弥彦出身の藤原憲征(新潟)が冷静に差し切り、地元ファンの期待に応えた。
打鐘が鳴り、早坂秀悟(宮城)が捲って先頭に立つと北日本勢がレースの主導権を握る形に。最終バックストレッチで坂井洋(栃木)が捲り返してトップに踊り出るも、ゴール直前で坂井のマークにつけていた藤原が差し切って、初日1着スタートを決めた。2車単は2番人気の5-1。370円。3連単は1番人気の5-1-4。540円と本命決着となった。
純地元とあり多くの声援を集めた藤原は、「(場内の声援は)力になりました。(最初に仕掛けた早坂秀悟は)お互い似たようなタイプ。ナショナルチームにいたときの因縁もあるんで、負けられない戦いが(笑)。地元勢には良いスタートになったと思います。あと3日諦めずに頑張ります」とジョークを交えながら、レースを振り返った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)