将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月20日に行われ、阿部健治郎七段(31)が森下卓九段(54)に86手で勝利した。
午前中の対局に勝利し、午後7時からの2局目に臨んだ阿部七段は、相居飛車から雁木に囲うと、森下九段の金銀の連携がバランスを欠いたところを見逃さず5筋から攻撃開始。反撃らしい反撃を許さず、一気呵成に攻め倒した。
阿部七段は次局に勝利すれば、二次予選進出が決まる。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)