＜弥彦競輪：ふるさとカップ＞G3◇8R S級準決勝◇20日
佐藤慎太郎（福島）が激しい準決勝を差しきって、決勝の切符を掴んだ。昨年のグランプリ覇者・佐藤慎太郎とG1を3回制した渡邉一成のタイトルホルダーコンビの福島勢に人気が集まった8R。打鐘が鳴り人気の福島勢が後方からスピードを上げて先頭に迫るも、吉田拓矢（茨城）も抵抗してもがき合いの形に。最終周回で福島勢が前に踊り出るも、関東勢も再び加速。佐藤は鈴木庸之（新潟）に激しくけん制されるも、ゴール直前で差し切って、王者の意地を見せた。
2車単は1番人気の1-7、650円。人気を落としていた藤原憲征（新潟）が3着に入ったことで、3連単は37番人気の1-7-4、9760円と高めの配当となった。
見事人気に応えた佐藤は、「ゴール前、車輪が壊れてしまって進みが悪かったです。（渡邉）一成が頑張ってくれました。（決勝に進めて）ホッとした。7車立てだと仕掛けどころが難しいですね。あとで（番手の仕事ができなかった）3番手の（大森）慶一を叱りたいと思います（笑）。日に日に軽くなっているので明日も優勝目指して頑張ります」と激しいバトルの裏側を語った。
（ABEMA／競輪・オートレースチャンネルより）
