「コロナ感染者を非難する日本社会で、本当に安楽死が導入できるのか?」 ALS患者“嘱託殺人”事件から考える ABEMA Prime 2020/07/28 16:05 拡大する 全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALSを患っていた女性(51)の依頼を受けて薬物を投与、殺害した「嘱託殺人」の疑いで医師2人が逮捕された事件。その衝撃の大きさから、安楽死・尊厳死をめぐる議論も再燃している。・【映像】日本ではなぜ安楽死・尊厳死の議論をタブー視? 27日の『ABEMA Prime』では、この問題についてALS当事者も交えて議論した。 ALS(筋萎縮性側索硬化症)については進行を遅らせる薬の服用など、対処療法(症状緩和等)によって生存期間が伸長傾向にあるものの、女性は発語や手足を動かすことができない状態で、ヘルパーによるケアを24時間態勢で受けていた。そうした自身の状況に対し、女性はTwitterやブログで「指一本動かせない自分が惨めでたまらない」「屈辱的で惨めな毎日がずっと続く ひとときも耐えられない #安楽死させてください」などと投稿していた。 続きを読む