藤井聡太棋聖、最年少名人への道 鈴木大介九段と対局中 記録更新には“全勝級”が必要/将棋・順位戦B級2組
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が7月29日、順位戦B級2組3回戦で鈴木大介九段(46)と対局中だ。16日に最年少でタイトルを獲得した藤井棋聖は、同級でここまで無傷の2連勝。最年少での名人獲得には、今期も1期抜けが必要だ。

▶中継:藤井聡太棋聖、順位戦3連勝なるか 鈴木大介九段戦

 数々の最年少記録を保持する藤井棋聖だが、3年後に達成できるかどうかと注目されるのが「最年少名人」だ。現在の記録は、谷川浩司九段(58)21歳2カ月。藤井棋聖がこの記録を更新するには、現在所属するB級2組、その上のB級1組で1期抜けを果たし、さらにA級1期目で挑戦権を獲得、タイトルを奪取する必要がある。

 各級での1期抜けは、非常に厳しい条件だ。B級2組でも4回戦で戦う谷川九段を筆頭に、タイトル経験者が多数在籍。B級1組は通称“鬼の棲家”とも呼ばれる強豪ぞろいで、A級にいたっては神とも言える領域だ。また、昇級したばかりの棋士は、前期成績を元にした順位では低いところからスタートをするため、同成績で並んだ場合には不利となる。藤井棋聖が記録を更新するには、A級昇級までは全勝相当の成績が求められる。

 本局の持ち時間は各6時間で、先手は藤井棋聖。戦型は藤井棋聖が居飛車穴熊、鈴木九段が四間飛車になった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【昼食の注文】

藤井聡太棋聖 冷やし担々麺 鈴木大介九段肉豆腐(キムチ)弁当 

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太棋聖 4時間44分(消費1時間16分) 鈴木大介九段 5時間17分(消費43分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

第79期 順位戦 B級2組 第3回戦 藤井聡太棋聖 対 鈴木大介九段
第79期 順位戦 B級2組 第3回戦 藤井聡太棋聖 対 鈴木大介九段