<大相撲七月場所>◇十一日目◇29日◇東京・両国国技館
前頭十七枚目・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、前頭十一枚目・栃ノ心(春日野)を寄り切りで下し、14場所ぶりの幕内で白星を2ケタの乗せる10勝目をあげた。同時に1敗もキープし、優勝争いにしっかりと食らいついた。
元幕内力士として初めて序二段まで落ちてからの返り入幕を果たした照ノ富士は、場所前から「史上最大の復活劇」と言われてきたが、いよいよそれ以上の大復活劇を演じる雰囲気を醸し出してきた。
この日の取組は、両者とも優勝経験がある元大関同士という一番。立ち合いからすぐに右四つがっぷりに組み合う力相撲となると、館内からも角界でもトップクラスのパワー対決に拍手が何度も巻き起こった。
途中、うまく栃ノ心の左上手を切ることに成功した照ノ富士は、腰の重さを活かしてじりじりと攻めると、最後は盤石の寄り切り。勝ち越しを決めた際にも大きな歓声を受けていたが、名勝負での2ケタ白星にさらに大きな拍手を受けていた。
ABEMAで解説を務めていた元小結・旭道山も、この相撲内容を大絶賛。「次元が違う四つ相撲。栃ノ心さんは十分でしたが、照ノ富士さんは十二分でした」と解説すると、視聴者からも「なんか感動的」「これは優勝あるぞ!」と、大復活優勝を期待する声が多数寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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