堀江貴文、刑務所では「無地の紙袋を折る仕事」 獄中生活で考えた“Me We Now理論”とは?
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 過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)。

【映像】堀江貴文、刑務所で大変だったことワースト3(50分ごろ~)

 今回ABEMAでは過去の名作をオンエア。元株式会社ライブドア社長の堀江貴文が“世の中を舐めすぎて逮捕されちゃった先生”として登壇し、当時大反響を呼んだ授業を改めてお届け。番組には“担任役”としてオードリー若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシ吉村崇、ハライチの澤部佑らが出演(※放送は2015年4月20日)。

 39社を買収(※情報は放送当時のもの)し、成功者として世間からもてはやされた堀江は当時を「世の中を舐めていた」と振り返る。球団やニッポン放送の買収に失敗し、選挙活動では落選と、厳しい現実にぶち当たっていたが、さらに人生最大のしくじりが堀江を襲う。2006年1月23日、証券取引法違反容疑で堀江が逮捕されたのだ。時代の寵児として脚光を浴びてから、わずか2年後のことだった。

 番組では、当時の映像として、六本木ヒルズのライブドア本社に東京地検特捜部が入っていく様子が映し出された。堀江は家宅捜索から1週間後に逮捕となり、94日後に保釈されている。刑務所では弁護士以外誰とも会えず、「無地の紙袋をひたすら折る仕事」をしていたという。

堀江貴文、刑務所では「無地の紙袋を折る仕事」 獄中生活で考えた“Me We Now理論”とは?
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 そんな獄中生活の中で、堀江は人から支持されるための「Me We Now理論」を考えた。これはオバマ大統領が選挙に勝つために使った戦略で「自分の話をして距離を縮める(Me)」「共通点を見出して連帯感を作る(We)」「自分のやりたいことを説明する(Now)」という話し方だ。

 堀江は自分の苦労話など、人の心掴むために必要なステップをすっ飛ばし、突然球団買収の話で注目を集めたため、世間から「上場して巨万の富を得た、いけ好かないIT社長」というイメージを持たれてしまった。そして、堀江自身もこれらの経験から「生意気と失礼は違う」と教訓を得た。

 堀江は、これから挑戦しようとしている人に向けて「しくじってもマイナスにはならない、ゼロになるだけだ」「今、最大のパフォーマンスを出せてるかを常に考えていると、気持ちがゼロにはならない」と力強いメッセージを送った。

(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)

【映像】堀江貴文、逮捕当時の裏側をぶっちゃけトーク!
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【まとめて観る】しくじり先生 俺みたいになるな!!
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堀江貴文、刑務所では「無地の紙袋を折る仕事」 獄中生活で考えた“Me We Now理論”とは?

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