将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月6日に行われ、宮田敦史七段(39)が佐藤慎一五段(37)に101手で勝利した。
先手の宮田七段が居飛車、後手の佐藤五段が角交換型の四間飛車の対抗形で始まった対局は、中盤は宮田七段、終盤の入り口は佐藤五段のペースに。形勢が揺れ動く中、最終盤の攻防になったところで宮田七段が抜け出すと、最後は詰将棋の名手らしく、きっちりと即詰みに討ち取った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)