<函館競輪:函館ミリオンナイトカップ>G3◇9R S級初日特選◇7日
新型コロナウイルス感染拡大防止策のため、特別競輪(G1、2)以外は原則「地区内あっせん」を実施していた競輪界だが、8月からG3も全国あっせんで行われることが発表された。久しぶりとなった全国あっせんのG3初日特選を北海道出身の野口裕史(千葉)が逃げて制した。
打鐘前に仕掛けた野口が先頭へ。最終周回で椎木尾拓哉(和歌山)が捲って野口に迫るも、野口が突っ張って失速。マークにつけていた松谷秀幸(神奈川)とそのままレースをリードし、南関勢でワンツーを決めた。
逃げ切った野口は、「(函館の隣・北斗市出身だが、函館バンクは)チャレンジのとき1回来て、そこから3年間呼ばれていなかったので気合いを入れて走りました。自分のスタイルを崩さず、先行して頑張りたい。椎木尾(拓哉)くんが思ったより早く来たので焦って、急いで組み直した。なんとか間に合い、南関で決められて良かった。明日からも頑張ります」と故郷への思いを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)