将棋の叡王戦七番勝負第7局が8月10日に東京都渋谷区の将棋会館で行われ、永瀬拓矢叡王（王座、27）と豊島将之竜王・名人（30）が対局中だ。夕食休憩を終え、形勢は永瀬叡王がやや有利。持ち時間でも約1時間リードしており、初防衛に目指して王手をかけるか。豊島竜王・名人が巻き返すか。
▶中継：今度は何が飛び出す？永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王・名人 叡王戦第5局
今回の七番勝負は、第1局から波乱続き。千日手指し直しとなると第2局、第3局は続けて持将棋と、タイトル戦史上初のことが起きている。2勝2敗2持将棋1千日手と、記録的な「長いタイトル戦」だが、いよいよ大詰めを迎えており、第7局を制した方が、タイトルに王手をかけている。
本局の出だしは相掛かりだったが、早々に大駒がぶつかり合う激しい展開に。長く均衡が保たれた中盤から終盤に近づくにつれて、徐々にペースは永瀬叡王に。持ち時間でもリードを奪っており、このまま初防衛に王手をかけるべく突き進めるか。
本局の持ち時間は各6時間。先手は永瀬叡王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食休憩時の残り持ち時間】
永瀬拓矢叡王 2時間57分（消費3時間3分）豊島将之竜王・名人 1時間59分（消費4時間1分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
