＜函館競輪：函館ミリオンナイトカップ＞G3◇9R S級決勝◇10日
鈴木庸之（新潟）が差し切って今年初優勝。15年の松坂記念に続いて2度目の記念制覇を果たした。鈴木ら関東勢が序盤から主導権を握った決勝戦。最終周回、後方から山中秀将（千葉）が捲るも、番手の鈴木がブロックして前に出られず。最後の直線で単騎の阿部力也（宮城）が内をすくって迫るも、その動きを見て番手から動いた鈴木が差し切り、優勝を飾った。
2度目の記念制覇を果たした鈴木は、「（先行を務めた山岸佳太は）すごいやる気を感じたので、今度（自分が）前の時は負けてられないですね。阿部（力也）くんが割ってくる勢いがすごくて膨らんでしまい、山岸くんが3着になってしまったので、技術不足ですね」と反省する場面も。
昨年、腰のヘルニアで長期欠場していた影響もあり、苦戦する時期が続いていたが、「コロナの影響もあり練習をしっかりできた。復帰してから変なレースをした時に毎回お客さんが『頑張れ』と応援してくれたので、それに応えないとなと。お客さんのおかげで強くなれました。声援でも野次でも何でも言ってくれれば、選手のやる気になるし、競輪が盛り上がる。お客さんに野次ではなく声援貰えるように頑張ります。ファンの方の声援のおかげでここまで来られたので、変なレースをしたら野次を飛ばしてください」と応援してくれたファンに感謝した。
（ABEMA／競輪・オートレースチャンネルより）
