将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月11日に行われ、井上慶太九段(56)が金沢孝史五段(47)に130手で勝利した。
相居飛車で、お互い玉をしっかり囲ってから戦う展開になった一局は、角を交換したあたりからじりじりと井上九段が有利に。金沢五段の受けに隙を見つけると、そこから一気に優勢に立ち、その後も堅いと見られた金沢陣を丁寧に攻略していった。
井上九段は午後7時から池永天志四段(27)と二次予選進出をかけて対戦する。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)