将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月18日に行われ、野月浩貴八段(47)が杉本和陽四段(25)に122手で勝利、一次予選決勝への進出を決めた。
午前中の対局で勝利し、同日2局目に臨んでいた野月八段は、杉本四段がゴキゲン中飛車を採用したのに対し、居飛車で迎え撃つ対抗形に。両者とも1分将棋に入ったところで、野月八段がリードを奪うと、道中何度か危うくなったと見られた場面もあったが、しぶとく杉本玉を追い詰め、勝利をもぎ取った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)