藤井聡太棋聖、決断の一手が新記録につながるか 木村一基王位と熱戦中 形勢ほぼ互角/将棋・王位戦七番勝負 将棋木村一基,藤井聡太 2020/08/20 12:40 拡大する 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が8月20日、王位戦七番勝負第4局で木村一基王位(47)と対局中だ。前日19日に封じた一手は、リスクを恐れず鋭く踏み込んだ周囲の関係者を驚かせる大英断。受けの巧者と知られる木村王位を下しタイトル奪取、10代初の二冠と最年少八段のW達成なるか。形勢はほぼ互角と見られている。【中継】木村王位 対 藤井棋聖 互角で折り返し 王位戦第4局、決着の2日目 藤井棋聖が開幕から3連勝して迎えた第4局は、大逆転での防衛を目指す木村王位が、第2局と同じく得意の相掛かりを採用。藤井棋聖は飛車で横歩を取るなどし、序盤から難しい局面が繰り返された。藤井棋聖の飛車の動きが難しくなったところで1日目の終了を迎えたが、2日目の明かされた封じ手では、超積極策と安全策の二択だったが、藤井棋聖の選択は前者。局面は激しい中盤戦へと向かった。 続きを読む 関連記事