永瀬拓矢二冠、一瞬の切れ味 近藤誠也七段に勝利 優勝賞金1000万円に一直線のチーム3連勝!/将棋・AbemaTVトーナメント
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 プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント決勝、チーム渡辺VSチーム永瀬が8月22日に行われ、第3局でチーム永瀬のリーダー・永瀬拓矢二冠(27)が、チーム渡辺の近藤誠也七段(24)に勝利、チームを3連勝に導いた。

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 最後は一瞬の斬り合いを制した。相居飛車の将棋でじわじわとリードを広げた永瀬二冠に対し、近藤七段も最終盤に勝負手を繰り出し反撃。どちらの玉が詰んでいるかといった最後の戦いになったが、残り少ない持ち時間でもきっちりと詰み筋を見つけて強く勝ち切った。対局後は「大きなミスがなく指し切れたらいいなと思っていました」と、リーダーとして連勝の流れを止めず、さらに加速させたことに安心した様子だった。

◆第3回AbemaTVトーナメント

 持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。

ABEMA/将棋チャンネルより)

ついに決勝!第3回AbemaTVトーナメント<チーム渡辺 VS チーム永瀬>
ついに決勝!第3回AbemaTVトーナメント<チーム渡辺 VS チーム永瀬>