将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月24日に行われ、高野智史五段(26)が大平武洋六段(43)に69手で勝利した。高野五段は午後7時からの一次予選決勝に進む。
高野五段の居飛車、大平六段の四間飛車という対抗形の出だしとなった一局は、高野五段が金銀4枚使ってしっかり自玉を固めた後、飛車のさばきに成功し、その後は角と飛車の交換から、二枚飛車での迫力ある攻めに成功。一気に大平陣を攻略した。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)