将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月24日に行われ、渡辺大夢五段(32)が高野智史五段(26)に88手で勝利した。渡辺五段は、二次予選進出が決定した。
両者とも1局勝利し、同日2局目に臨んだが、角換わりの出だしから形勢に差が出ないまま序盤、中盤と進行。高野五段の攻めの一手に隙が見えたところ、渡辺五段が一気に優勢になり、高野玉を左右から挟撃。相手に反撃のきっかけを与えず、そのまま押し切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)