<松戸競輪:燦燦ダイヤモンドカップ>G3◇9R S級準決勝◇24日
深谷知広(愛知)がパワフルな走りで逃げ切り、決勝進出を決めた。
初日特選でも連携した深谷、村上博幸(京都)の中近ラインが支持を集めた最後の準決勝。誘導が外れ、激しいポジション争いが行われる中、人気の中近ラインは一旦後方へ。打鐘とともに深谷が踏み込み一気に叩いて先頭に立つも村上は離され、ラインが千切れる結果に。単騎の状態になった村上だが、独走する形で逃げ切った。一度は離された村上もトリッキーな走りで迫り、中近ラインがワンツーフィニッシュを決めた。
逃げて決勝に駒を進めた深谷は、「苦しい展開にはなった。(ゴール後、客席に手を振っていたが)せっかく本場に見に来ていただけたので、少しでもみなさんと喜びを共有したかった。徐々に自分の中で手応えを掴んでいるので、これから良くなると思う。(松戸バンクは)主導権を取れれば有利に働くバンクだと思います。(決勝は)しっかりと力を出し切る走りができれば」と決勝への意気込みを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)