原子力発電の使用済み核燃料から生まれ、海外で再処理されたあと青森県六ケ所村などで一時保管されている高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」。これを放射能レベルが下がるまで数万年にわたり地下数百メートルに埋めておく「最終処分場」の場所選びは、原子力行政の長年の課題となってきた。